ぐわっと。
私はもともとクラシック音楽の
教育を受けていたこともあり、
自分の感情を本気で動かしてしてくれる
音楽はクラシックなのです。
音楽はほんとに何でも好き。
気分はどんな音楽でもかわるもんね。
気分と感情は違うじゃない。
すごくすごく深いところから
感情がぐーっと上がってるくる感覚を
持てるのはクラシック系。
先日から突然、合唱曲聞きまくってて。
東混すげー!みたいな。
そしたら、涙がポロポロポロポロ
出てくるのですよ。
顔が溶けるんじゃないかってくらい。
声の重なりってすごい力なのね。
ほとんど溶けた顔をぶら下げて、
私は、やがてそのひとつひとつの
和音のなかに、ずっと大好きな人の存在を
感じ始めたのです。
ひとつひとつの和音が、
私の体の細胞にどんどん働きかけて、
好きだという気持ちを感じられることの
興奮と喜びを絶叫させていました。
涙は別のものの浄化なんだろう。
そして、細胞の喜びは本物なんだろう。
じっと動かずに、
味わいつづけたい瞬間だった。