本質って。

本日のトークショーは、デザイナーの中村至男さんと、カメラマンの三橋純さんという事で、社長の遅刻により、30分押しで始まりました（笑）。コオロギか、と思うくらいの歩幅でＩＣＣの廊下をすっ飛んできた社長には、笑うしかないじゃろが。

12年間の作品を順番に振り返りつつ、貴重な話満載だったのですが、今日一緒に行ってくれたくま子とは、知り合ってから丁度10年なのですよ！そういえば！
思わず、自分の10年と重ね合わせて、色々と思い出すことの多い時間でしたね。

特に、男も女も綺麗っぽいひとが増えているが、本当に綺麗な人は居るのか？とか、おしゃれっぽい音楽があふれているけれど、本当におしゃれな音楽はどれくらいあるのか？といった本質を問う話には考えさせられましたね。

仕事だって、「なんとなく、それらしく」とか「なんとなくプロっぽい」という領域だったら、楽なわけですよね。そこで一歩本物を目指すと、途端に道は険しくなり、壁にガシガシぶつかってしまうわけで。でも一旦、なんとなくで満足してしまうと、本質との区別がつけられなくなってしまう、という感じ。何となく理解できました。

でもね、女の人は本当に綺麗になったと思いますよ。そして、本当に綺麗な人も多いと思いますが、ね。どうなんでしょうか。芸能人とかに多く会っている人は、また別の考えを持っているのかもしれませんが。綺麗のレベル違いとか、ね。

なんにせよ。こうして本当に好きな芸術家と同世代を生き、彼らの作風や姿勢の変化を肌で感じ、言葉に出した想いを聞くことが出来る幸運を深く噛み締めるのです。

写真は新グッズのウォッチバンドカレンダーとくま子の函館土産のクッキー。