人生伏線いろいろ。

それはそれは、好きだったのです。星新一。中一の頃は3ヶ月くらい、毎日毎日、星新一ばかり読んでいましたよ。エスプリ、という言葉を知ったのもこの時期ではないかと。話が短いからいつでも読めるし（とはいえ、学生は暇ですから、一日中ひたすら読んじゃうんですけども）、一つひとつの話にしがらみがないんですよね。登場人物だって、Ｎ氏とかＳ氏とか、こちらもしがらみが、ない。ＳＦ好きだったんですね。その後もＳＦ好きは2年ほど続きまして、ぱったりと熱は冷めました。しかし、しかしですよ。その10年後くらいから私は明和電機にとてつもなく惹かれはじめるのです。その根っこは何か、と考えていましたら、どうやら、星新一ではないのだろうか。と、最近考えています。三つ子の魂なんとやら。コワイネー。